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2008年12月1日作成。
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これまで長く東芝のRDシリーズのDVDレコーダーを使用してきたが、ブルーレイとの決戦で東芝のHD DVD機が敗退したため、やむを得ず、ブルーレイを購入せざるを得ないハメになった。これまで東芝のRDシリーズのDVDレコーダーのきめ細かな設定機能、再生機能が評判であったが、てっきり、他社のブルーレイにもこれらの旧世代の機器の基本的な再生機能くらいは当然のように踏襲されていると思いきや、全然そうではないので、今さらながら驚き、嘆き、情けなく思い、憤りを感じている昨今である。日本のメーカーの技術者は自社製品の開発に先立ち、他社製品を研究したり、旧DVD製品機能のよいところを踏襲したりする習慣はないのだろうか。

ここでは、実際に購入したパナソニックとソニーの製品のこんなこともできないのか、と思う機能について述べる。他にも色々細かいことはあるが、全部を列挙するわけにもいかないので、ごく一部、せめてこれだけでもなんとか早急に改善してくれ、というものだけを挙げる。他社製品に関してもマニュアルを各サイトからダウンロードして精読すればそれらの機能の有無は判明するだろうが、あまり期待できそうもないので、そこまでやる気はない。

これらはいずれもビデオ雑誌や新製品紹介雑誌などでは言及されていないものである。

なお、こちらで使用したレコーダー製品は以下の通り。

ソニー製品:BDZ-X100
パナソニック製品:DMR-BW900
東芝製品:RD-XD92D他3台(いずれもDVDレコーダー)

(1) チャプター単位のダビングができない
一番切実なのは、容量が1TBなのにHDDにどんどん録画していくと、あっという間に満杯になり、BDのメディアにどんどんダビングしてHDD内のものを消去していかないと空き容量を作れないことだが、番組によっては、そっくりそのまま残したいのもあるが(そっくりそのままBDにダビング)、逆にその中の特定の部分のみだけ残せればよい、と思うのも多い。忘れないうちに記録しておきたいお気に入りの部分だけでも先にビデオクリップのようにしてメディアにコピーしておければ、と思うのだが、パナのもソニーのもチャプターに切ることはできても、チャプターで囲まれた指定部分だけをメディアにダビングする機能がない。東芝のRDシリーズにはどれにも当ったり前のようにあったのだが。

パナもソニーもマニュアルには、「編集機能」という見出しを付けているのだが、てっきり、チャプターを切った後、その部分だけをメディアにコピーできるのかと思いきや、とても編集というのはおこがましく、もっぱら削除を目的としたチャプター設定でしかない。

どうしてもそのわずかな部分のみをメディアにダビングしようと思えば、あらかじめHDD上でそれ以外の部分を削除するか、BD-REメディアに全部をダビングして、後で不要箇所を削除するしかなく、いずれにしても、手間がかかる(特に全部をダビングするのに時間がかかる。CMなどの小さなチャプターだけであれば、ダビングに1分もかからないはず)。

(2) A-B間リピート機能がない
これは、DVDレコーダーのみならず、パイオニアのDVDプレイヤーにもある機能であるので、当然BluRayレコーダーにもあるかと思いきや、この機能もない。いちいちチャプターを切らなくても、その場で簡単に両端の2点を設定するだけでその範囲だけを繰り返し見られるのはなにかと便利なのだが。

当然、東芝のRDシリーズのDVDレコーダーには「特殊再生機能」として、A-B間リピートのみならず、チャプター内リピート機能もあった。パナソニックには、チャプター内リピート機能はあっても、編集用の小さな画面でしか表示されないのがなんとも中途半端。

(3) HD内コピーができない
HD内のコンテンツをBDなどのメディアにダビングするのは当然としても、同じHD内に同じコンテンツをもうひとつコピーしたり、選択したチャプター範囲内のものをコピーしたりすることができない。東芝のRDシリーズのDVDレコーダーにはこの機能があったのだが。

(4) タイトルの連続再生
AVCHD方式のビデオカメラで撮影した画像をソニーのブルーレイレコーダーにダビングすると、日付単位にタイトルが独立してダビングされ、それぞれに撮影日などが表示され、それはそれで便利ではあるが、それを指定してHDDにダビングしようとすると、30タイトルで打ち止めになり、それ以上はダビングできなくなる。同様にメディアにも30タイトルまでしかダビングできないようで、不便極まる。ビデオカメラ撮影のものは1タイトルはせいぜい1分前後のものが多いので、それだけをとりあえずメディアにダビングしても、実際の再生はタイトル単位でしかできず、東芝のようにメディア内の全タイトルの連続再生ができないし、しかも、30タイトルしかダビングできないことによる30分程度のものしかダビングができない時間では、BDのメディア内はガラガラの空きのほうが多い状態となるため、現実的ではない。

したがって、不可避的にそれらをタイトルを結合してからメディアにダビングすることになるが、そうすると、撮影情報などが失われることになる。これはこれで割り切るべきことなのか?撮影日、撮影時刻などは、ビデオカメラ内では表示されるものの、チャプターの付いた状態でBluRayにダビングできても、それらのチャプターの情報が表示されないのであれば、なんのためにチャプターがそのまま残っているのかメリットが感じられない。普通なら、各チャプターをハイライトさせて、所定のボタンを押すと、それらの撮影情報などが表示されてしかるべきなのだが。

ブルーレイレコーダーにビデオカメラの画像をダビングしても、それらの撮影日や撮影時間情報が失われるのであれば(カメラ内でしか表示されない)、映画のカチンコのようなものも一緒に撮影時に撮影しておく必要があるのかも。

(5) パナソニックのブルーレイレコーダーでなんじゃこれは、と思ったこと
あまりのダサさに情けなくなったのは、HDDのものをメディアにダビングするときにテレビ(モニター)に映し出される画像をダビング中消すことができないこと。これらの画面は単にモニタリングしているだけで必須の機能ではないので(処理はあくまでもレコーダー内で行われている)、30分ないし、45分のダビング中はたとえ他の番組の視聴などができないことは認めるにしても、このテレビの表示を消すためにテレビの電源を落とすとダビング動作自体も中断されてしまうのには驚愕した。情けな過ぎる。ソニーは、ダビング中も他の作業ができる(しかし、ダビング所要時間が表示されない)。東芝の旧世代DVDレコーダーも当然ながら、テレビの画面を消してもダビング動作になんら支障はない。

(6) ソニーの再生画像選択画面はレイアウトが悪く超不便
これまでに取り込んだ番組などが縦縦列に並んでいるのだが、設定ボタンも同じ列に並べられているため、多数の番組をスクロールして最上段の設定表示にたどり着くのが大変だ。そもそも設定ボタンと録画済みサムネイル表示とが同じところに並んでいるというレイアウト自体に問題がある。1TBの容量だと、一番上のボタンまで移動するのが大変だ。なぜこんな非常識なレイアウトにしたのか。一発で行けるようにならないものか。

シーケンシャルに縦一列ではなく、2列くらいに並べたほうが限られた画面で多数の番組を表示できるように思えるのだが、現状では、一度に表示される番組数が少なすぎて、一覧にはかなり効率が悪い(画面の余白をじゅうぶんに生かしておらず、遊びのスペースも多いのに)。しかも、説明の文字が1番組だけにしか表示されないのは、デザイン性かかっこをつけただけか、省エネか何か知らないが、不便でしょうがない。デザイン重視ではなく、もっと「実用的」な見地から検索性を改善して欲しい。

 

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